髪の化学的な性質

HOME > 髪がはえる仕組み > 髪の化学的な性質

髪の化学的な性質

髪の化学的な性質

髪にとっていい環境というものがある

酸性・アルカリ性というのは中学校で習う通り、水素イオン濃度(pH)で計られます。

pH7は中性で、それより数字が小さくなれば酸性、大きくなればアルカリ性です。

髪の毛にとって一番いい状態はどんな状態なのでしょうか。

実は最も髪の毛が安定しているのはpH4くらいです。

つまり髪の毛にとっては弱酸性が一番いい状態なんですね。

これはなぜかといいますと、髪の毛の主成分であるタンパク質が酸に触れるときゅっと引き締まるという性質を持っているからなのです。

酸性の状態になると髪の毛の一番外側の毛小皮(キューティクル)が引き締まって、それより内側に酸が入らないようになるので髪の毛が安定するのです。

昔は、石鹸を主にシャンプー剤として使っていたようですが、これはpH10くらいのアルカリ性のものなので、シャンプーした後は必ず酸性のリンスを使っていたようです。

逆にアルカリ性になると髪の毛はどうなるのでしょう。

髪の毛はpH12くらいでかなり膨らみ、ダメージを受け入れやすくなります。

毛穴の奥には皮脂腺があり、そこから出た皮脂が小汗腺から出た汗と頭皮表面で混ざって皮脂膜を作り、細菌などの攻撃を防いでいるのですが、この皮脂膜はpH5くらいの弱酸性なのです。

この皮脂膜が髪の毛の先まで行き渡っているために、アルカリにもある程度対抗できる仕組みになっています。

ページの先頭へ

スポンサードリンク