フケとその防止

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フケとその防止

フケとその防止

フケとは

「フケ」というのは、頭皮に発生する垢のことです。

皮膚は、頭皮の外側から表皮、真皮、皮下組織の三層から成っていて、大体2mmほどの厚さで身体の内側を保護しています。

一番外側の表皮をさらに細かくみると、外側から順に角質層、顆粒層、有棘層、基底層となっています。

角質層は、何枚もの角質細胞からなっていて、何も異常がなくても落ちているものですが、フケが多量に出る場合は、この角質細胞が塊となって落ちているのです。

皮膚は、基底細胞で常に細胞分裂が起こし、その前に分裂を終えた細胞を上に押し上げるようにあがっていき、やがて外側に到達すると垢となります。

フケ症は、このサイクルが早いため、垢が多くなっている状態です。

フケは子供には少なく、思春期に現れ始めます。

そして数年間かけて増えていき、20代の初期にはピークを迎え、その後徐々に少なくなります。

フケは洗髪回数にも関係しています。

洗髪が十分であればフケは少なく、不十分であればフケが多くなります。

フケの防止

フケ症となる原因のひとつは、微生物の働きによるものと考えられます。

そのため、昔からフケを防止するためにジンクピリチオンなどの抗菌剤が使われてきました。

また過剰な皮脂を抑えるためのコロイドイオウ、頭皮のフケをはがすためのサリチル酸、かゆみを抑えるメントールなどがフケ防止剤として使われています。

その他に、抗菌剤のピロクトンオラミン、抗真菌剤の硝酸ミコナゾールなどもあります。

最近では、頭皮の常在菌の一種であるマラセチア・フルフルがフケの発生に大いに関係していることが分かり、特にフケ症のひとの頭にはこのマラセチア・フルフルが多く存在すると言われています。

フケが長くたまると頭皮が刺激されてかゆくなり、これをかいてしまうことで角質層の剥落が多くなって、さらにフケが増えてしまう状態になります。

これがひどくなると、頭皮に炎症を起こしてしまいます。

また、フケが多くなると、毛穴に皮脂がたまって髪の毛の固着力が弱くなってしまうので、注意が必要です。

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